【北九州市】自宅で眠っている制服をリユース!今後の日本を変えていく取り組みが北九州市で始まっています!
2023年4月上旬、SNSで気になる情報を発見!今後の日本を変えていく素敵な取り組みをご紹介します!
学生服の3R活動「制服バンク」
北九州市のボランティア団体「NPO制服バンク福岡」が行っている取り組みで、まだ使える制服や文房具を処分するのではなく、使い終わった人とこれから必要とする人へ繋げる活動です。
小倉南区内の各市民センターでも制服類の回収がスタート!
2023年4月から小倉南区内の市民センターに制服類の回収ボックスが設置がスタート!
制服の回収があると伺い、4月26日(火)の午後、企救丘市民センターへ行ってきました。
制服の回収に訪れた、NPO制服バンク福岡の代表、田中様にお話しを伺うことができました。
田中さんは小倉北区で学生服のリユースショップを経営。仕事をされる中で困窮をしている方が多いことを感じるようになったそうです。「NPOとしての活動は2年目になりますが、年々、思っている以上に困窮している方が増え、身近にいるように感じます。」とおっしゃられていました。
前年度まで北九州市内の母子寡婦福祉会と取り組んだり、エフコープ生活協同組合から助成を受けながら活動され、今年度(2023年)から小倉南区自治総連合会と繋がり、小倉南区内の市民センターのうち、既に独自で取り組んでいる守恒を除く23センターで制服類の回収が始まりました。
実際に回収の様子を見させてもらいました。
企救丘市民センター 1階の事務室の横に回収ボックスがあります。
回収ボックスの中には近くの中学校の制服や体操服が入っていました。ビニールカバーが被せられていた制服や2020年度から導入されたブレザー型の北九州スタンダードタイプの制服、某高校のモデルチェンジ前の制服なども入っていました。
回収した制服類は?
回収した制服類はNPO制服バンク福岡で1枚1枚、刺しゅうの名前を外したり、クリーニングや補修をし、12月に開催予定の「おゆずり会」で必要としている子どもたちへ無償提供しています。(※制服自体は無償ですが、メンテナンス費(クリーニング代金や刺繍外しの工賃等)はいただく予定となっております。)
自宅に眠っている制服類をリユースしませんか?
4月1日に市政だよりとチラシを配った翌週から毎週市民センターから回収依頼が来ていて、昨年の何倍も制服が回収できています。
しかし、ほとんどの制服がモデルチェンジやサイズが合わなかったり、劣化や激しい汚れなどで譲れないんだとか。
卒業後概ね5年以内のもののリユースをお願いしていますが、「この制服は回収ボックスに入れてもいいの?」等、気になる方はNPO制服バンク福岡へ問い合わせてくださいね。
卒業して着なくなったとしても思い出もたくさん詰まっていて、捨てるのは忍びないですよね。制服のリユースは、不要になった制服を必要な家庭にバトンタッチでき、幸せになれる再利用方法のひとつです。
今後の日本を変えていく北九州市での取り組みにぜひ興味を持ち、ご協力していただければと思います。
☆NPO制服バンク福岡 代表の田中様、企救丘市民センター 安倍館長、お忙しい中、取材協力ありがとうございます。☆
取材に伺った、企救丘市民センターはこのあたり
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