【北九州市小倉南区】「こくらみなみ 50年。いい店・いい人・いい話。」地元の繋がりを大切に。人の集う場所にしたい、という想いに溢れた「葛原八幡神社」へ行ってきました。

2024年、小倉南区は区制50周年という節目の1年です!

区制50周年

号外NET北九州市小倉南区では「こくらみなみ50年。いい店・いい人・いい話。」と題して、区制50周年を迎えた小倉南区のお店や人に焦点を当てシリーズでご紹介させていただいています。以前、ご紹介させていただいた「いちかわ製パン店」。

【北九州市小倉南区】「こくらみなみ 50年。いい店・いい人・いい話。」人が人を呼ぶ”葛原愛”あふれるパン屋さん「いちかわ製パン店」をご紹介します♪

奥様に、たくさんある葛原の推しの中で、葛原を知るのにおすすめのスポットを伺うと「葛原八幡神社」とお答えいただきました。

今回は「葛原八幡神社」をご紹介させていただきます。

地元のつながりをとても大切にされている「葛原八幡神社」行ってきました。

日本初の「市版」で「九州地方初」のガイドブック「地球の歩き方 北九州市」にも掲載されている「葛原八幡神社」

足を怪我した和気清麻呂がこの地の温泉に足を浸したことで足が癒えたということから「リハビリの神様」と親しまれ、200メートルほどある参道は「リハビリ参道」と呼ばれているというのは有名なお話ですよねぇ。初詣は大賑わい、多くの方が足を運ぶ神社です。

北九州市内で最古の木造社殿である社殿に飾ってあるのは大絵馬です。毎年、奉納されており、現在(2024年5月現在)10枚の大絵馬が掛かっています。こちらの大絵馬は、先代のご友人であり、バルセロナなどでご活躍中の現代アート画家の九十九伸一さんの作品なのです。

和気清麻呂は薬学にも長けていたとのことで、多くの知識を里人にも与えていたのだそうなんです。その絆の証として2017年、葛原八幡神社御鎮座1200年を記念して制作された薬草百図天井画。およそ20年の年月をかけて準備・制作されました。

毎年、葛原八幡神社にはお正月に手作りのしめ縄が飾ってあります。このしめ縄は地元の方の手によって作り上げられています。宮司さんのお話によると北九州市内でも手作りのしめ縄を飾ってある神社も年々減っているとのことですが、葛原八幡神社のしめ縄は熟年の技術で丁寧に作られています。「熟年の技を次の世代に残したい。」というお話から「地域の繋がり」のお話を伺うことができました。

葛原にはさまざまな歴史があり、葛原市民センターでもその歴史について知ることのできる場所があるのだとか。地元の人が地元のことを知り、次の世代に繋いでいく、そうやって繋がってきた「葛原の和」をこれからも繋げていきたいと、お考えの宮司さん。小さなお子さんからシニアまで老若男女が集えるような催し、神社を人の集まる場所にしていきたいとお話しくださいました。神社の存在がもっともっと身近に感じられることができるようになる場所、葛原八幡神社へ足を運んでみてはいかがでしょうか?

☆葛原八幡神社 宮司様、お忙しい中貴重なお話をありがとうございました。☆

葛原八幡神社はこのあたり

2024/05/20 12:00 2024/05/20 12:21
山茶花

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