【北九州市小倉南区】「みなみ未来アカデミー」で開催された講演会「日本地図の旅ー「伊能図」までの道程ー」に参加してきました。講演会で「地図の歴史を学べるスポット」を発見です!!
以前、号外NET北九州市小倉南区でご紹介した「日本地図の旅ー「伊能図」までの道程ー」。
【北九州市小倉南区】地図のプロフェッショナルによる、ここでしか聞けない貴重な話が聞けちゃいます!6月21日(水)開催!「日本地図の旅-「伊能図」までの道程-」
西洋人が作った日本地図と日本人が作った日本地図の違いとはどのようなものなのでしょうか?地図のプロフェッショナルのお話が気になって、実際に参加させて頂きました。
「日本地図の旅ー「伊能図」までの道程ー」
会場となったのは小倉南生涯学習センター。
生憎のお天気でしたが、今回は講演会の定員である80名の方が参加されました。
今回の会場は視聴覚室。参加された方、全員に配布された資料を手元に講演会がスタートしました。机の上に資料の地図を置いて、お話を聴きながら様々な角度に地図を動かすことで、地図の「いろいろ」を自分の目で感じることが出来るんです!より一層理解を深めることができました。
世界で初めて登場した日本地図や日本国内で最初に書かれた日本地図の話、日本の鎖国開始以降は西洋の人々が日本地図を描くことが難しくなった話、長久保赤水と伊能忠敬の日本図についてのお話など多くのお話を伺うことができました。
小倉界隈に焦点をあてたお話も多く「昔はこのように呼称されていたんだ」「地図にはこのように記されていたんだ」と、現在にも通ずる地名の話に会場内では「へぇー」という声も多く聞こえてきました。
「地図」とは実世界を二次元、三次元で表現しているもので、実物を100%の表現することは難しいけれど、製作者の想い、考え、その土地の歴史背景などが表現されたものであるというお話も。「便利」な現代社会において「地図を見る」という機会は減少傾向にあるけれど「地図を見る」ことを楽しんで欲しいと今回の講師であるゼンリンミュージアムの佐藤渉館長はおっしゃいます。講演後、佐藤館長にお話を伺うことができました。
2020年4月にゼンリンミュージアムは地図文化の振興と継承を目的にOPENしましたが、コロナ禍で思うような活動ができていなかったなか、今回、地元の方に認知いただける機会として、講演会開催のお話があったそう。ゼンリンミュージアムは北九州の地図の歴史を感じることができるスポット♪ 地元の方にもっともっとゼンリンミュージアムの事を知ってもらいたいと日々、地図の魅力を発信されています。
20代からシニアまで幅広い世代の方が訪れるそうで、最近では県外から観光で訪れる人も少なくないのだとか。併設されている休憩スペース「Ligare(リガーレ)」から一望できる小倉の街も素敵なんだそうですよ♪
北九州の地図の歴史が知りたい!気になる!という方はゼンリンミュージアムに足を運んでみてはいかがでしょうか?
ゼンリンミュージアムはこのあたり
※ゼンリンミュージアムの詳細はゼンリンミュージアムのホームページでご確認下さい。
☆ゼンリンミュージアム 佐藤渉館長、お忙しいところお時間を頂きましてありがとうございました☆
「日本地図の旅ー「伊能図」までの道程ー」が開催された小倉南生涯学習センターはこのあたり