以前、こちらで紹介した城野遺跡公園の遺跡は今から1800年前、邪馬台国の時代にこの地域の拠点集落として機能を果たしていたと考えられているのですが…なんと、城野界隈にはまだまだ気になる遺跡があるそうなんです♪

【北九州市小倉南区】今から約1800年前の史跡現る!!JR城野駅付近は実は歴史的スポットだった⁈この春オープンしたばかり城野遺跡公園に行ってきました♪

その気になる遺跡は、城野遺跡公園から程近い場所にあるとのこと…。

先日（2022年8月13日）現地に行ってきました!!

重留遺跡公園（しげとめいせきこうえん）

2022年08月13日撮影

2000年3月27日に福岡県指定の史跡となった重留遺跡公園は、閑静な住宅街の一角にあります。公園入り口のプレートには広形銅矛（ひろがたどうほこ）が施されていました♡

すぐ側には城野保育園があり、取材に訪れた際も重留遺跡公園を散策されている親子を見かけました♪階段を登るとすぐに案内板を発見!!

こちらの遺跡は主に、弥生時代中・後期の集落跡で、2000年から2001年までに計7回の発掘調査を行ったそうです。

案内板の情報によると、第一竪穴住居跡では屋内の土坑から広形銅矛（ひろがたどうほこ）が出土し、それが埋納施設であることが全国で初めて判明したとのこと…。その他にも弥生土器・石器・ガラス製管玉（がらすせいくだだま）等が有形文化財に指定されているそうですよ。

第一竪穴式住居の住居跡は一般の住居ではなく、銅矛を使った祭祀（さいし）用の施設で、司祭者（しさいしゃ）を兼ねた地域の勢力者が住居していた可能性があるんだそうです。遺跡や歴史的スポットを取材すると、遺跡などから大昔の人々の暮らしや社会の仕組みが垣間見れるなんて不思議かつとても素敵な事だなと感じます。これからも小倉南区の歴史的スポットをご紹介させて頂きます!!

重留遺跡公園があるのはこのあたり

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