【北九州市小倉南区】今年も残念。10月24日開催予定だった『葛原新町楽』が中止となりました。
毎年10月の第4日曜日に行われている『葛原新町楽』。
今年は2021年10月24日(日)に開催予定でしたが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため昨年に引き続き中止となりました。
葛原新町楽
北九州市の市指定無形民俗文化財。
豊前地方に分布する太鼓踊で、地方では楽や楽打と呼ばれています。成立時期は定かではありませんが、昔、牛馬に疫病が流行した際、これを鎮めるために村の神様に平癒祈願の楽を奉納したことが始まりとされています。
1835年には雨乞祈願で踊ったことが記録されていて、江戸時代後期は盛んに行われていたそうです。第二次世界大戦中や昭和30年に一時中断されるも、昭和51年10月に復活。
現在は保存会を結成して、広く葛原地区の子供達により伝統が受け継がれています。
現在は、10月の最終日曜日に葛原市民福祉センター、葛原天満宮、葛原八幡神社で、白い衣装にわらじ姿の子供達が太鼓やかねの音色に合わせて元気に演舞し、毎年、奉納されています。
今年も新型コロナウイルス感染拡大防止のため、校区の体育大会や秋まつりなどが中止や延期、規模を縮小して開催されていますね。来年は開催されることを期待しています。
葛原市民福祉センターはこのあたり
葛原天満宮はこのあたり
葛原八幡神社はこのあたり
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