【北九州市小倉南区】「こくらみなみ 50年。いい店・いい人・いい話。」時を経て変わってゆく街の中で変わらずにある場所。帰りたくなるお店「天盛うどん」へ行ってきました!!
2024年、小倉南区は区制50周年という節目の1年です!
号外NET北九州市小倉南区では「こくらみなみ 50年。いい店・いい人・いい話。」と題して、たくさんの人やお店のつながる小倉南区の楽しさをご紹介させていただいております。今回ご紹介させていただくのは天盛うどん若園店です。
親子三世代に愛される「天盛うどん若園店」
今から46年前、1978年に若園にOPENした天盛うどん若園店。当時としては非常に珍しい「セルフサービス」のうどん屋さんとして先代ご夫婦がお二人でスタートされました。
当時、うどん1杯100円で提供されていたことから地域の方から「100円うどん」と呼ばれていたのだそうです。
1992年、現在の店主牧野勉さん(以下、牧野さん)が店主となった際にお店は改装、皆さんもご存知の現在の店舗に完全建替えされました。建て替え以前からうどん屋さんの隣で別店舗にて営業されていた「お好み焼き屋」さんも、現店舗に建て替えの際にうどん屋とひとつの店舗にされ、現在のようになったそうです。
天盛うどんは1979年にOPENした横代店も営業されています。横代店はOPEN当初から今日まで同じ店舗でうどんを提供されています。
長い間、若園でうどんを作っていらっしゃる牧野さんに様々なお話を伺いました。
若園にお店を出した理由をお尋ねしたところ、先代であるお父さんが「これから若園に小倉南区役所ができるから必ず人が集まるようになる!」と思ってこの場所を選んでお店を構えたのだそうです。
小倉南区役所をはじめ、福岡県立北九州高校や企救中学校、小倉南警察署や小倉南消防署など多くの人が集まる若園。46年の月日の中で多くの方が天盛うどんを利用されています。
牧野さんがお店にいると「お久しぶりです!自分のこと覚えてますか?」と声をかけられることも少なくないのだそう。高校生だった野球少年が結婚して子どもと一緒に来店してくれたり、進学や就職や地元を離れた常連さんが帰省の際に「来たよー。」と立ち寄ってくれたり。思い出話に花が咲くこともしばしば♡実家に帰るような感覚で来店されているようです。
時を経て、歳を重ねても天盛うどんの味と牧野さんとの再会を楽しみに足を運ぶお客さんが多い天盛うどん若園店の店内で気になる張り紙を発見しました。
「ご近所ゆる〜く交流100回」という気になるタイトル。牧野さんにお話を伺いました。
毎月8日に天盛うどんで開催される「エイト会」
気になるタイトルの詳細は、毎月8日、19時より天盛うどんで開催されている「エイト会」という名の会でした。うどん屋さんから角打ちのような雰囲気の場所になるそう。参加費は1,000円でどなたでも参加できるのだそうです。
現在利用されているのは20代〜70代の老若男女。地元、若園の方が多いようです。「若園を活性化させたい!」という牧野さんの想いからスタートしたこちらの集まり。若園に縁のある方も若園を知りたい方も、毎月8日の夕方、足を運んでみてはいかがでしょうか?
「これからも元気な限りうどんを作りたい!」と牧野さんは仰います。変わらない場所で変わらない味に出会える天盛うどん若園店へ足を運んでみてはいかがでしょうか?
☆天盛うどん牧野様、お忙しい中、貴重なお話をありがとうございました。☆
天盛うどん 若園店はこのあたり