福岡県警小倉北署は、2022年2月17日(木)、行方不明で捜索されていた高齢の方の発見に貢献したとして、ギラヴァンツ北九州のゴールキーパー、田中悠也選手に感謝状を贈りました。

この度 #田中悠也 選手が、行方不明者の発見に協力したことにより、福岡県小倉北警察署より感謝状をいただきました！
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— ギラヴァンツ北九州 オフィシャル (@Giravanz_staff) February 17, 2022

メディアやギラヴァンツ北九州のHPなどによると、田中選手は2022年1月20日(木)19時頃、北九州市小倉北区のコインランドリーで洗濯中、不審な様子の高齢の男性を見かけたそうです。気になり、高齢の男性に声をかけたところ、家の場所がわからずに困っていたそうです。所持品の中からご家族の連絡先を発見。ご家族へ連絡し、捜索していた警察官が駆け付けるまで付き添ったそうです。

田中選手は声をかけるか迷ったそうですが、勇気ある行動が高齢の男性にとってどれだけ心強かったことかと考えると…本当に素晴らしいです！

徘徊により行方不明になる高齢者が年々増加しています！

警視庁によると、2020年(令和2年)の1年間で全国で約17,000人が認知症又はその疑いによる行方不明者として保護されています。認知症高齢者の増加に伴い、行方不明者は年々増加しています。行方不明の時間が長くなればなるほど発見率が下がり、事故や事件に巻き込まれるケースも少なくありません。

もし、不審な動きや危険な行為をされている認知症又はその疑いのある方を見かけたら、110番通報をお願いします。
声をかける際は驚かせたり、警戒心をあたえないように正面から優しく声をかけてあげるよ良いそうです。認知症又はその疑いのある方は名前や住所、今どこにいるのか分からない方がほどんどです。話がちぐはぐだったり同じことを繰り返したりして「何を言っているのかわからない。」と思われることもあるかもしれませんが、本人の思いを傾聴し、共感してあげることも大切ですよ。
また、洋服や靴、カバンなどに連絡先が記載されている場合もありますので確認してみてくださいね。

田中選手の勇気ある行動が、試合での好セーブに繋がることを期待したいですね♪