【北九州市】気をつけてください！高齢者をねらった偽電話詐欺による被害が相次いで報告されています。

報道によると2021年8月、北九州市八幡東区に住む70代の女性宅に警察官を名乗る男から「あなたは通販会社などの会員だが、長く利用していないから詐欺に利用される恐れがあるので退会した方がいい」という内容の電話がありました。
その後、通販会社や監督官庁の職員を名乗る男から、「名義貸ししたことになり犯罪になる」などの電話が複数回あり、2021年9月、弁護士費用を振り込んだほか、自宅近くの公園で複数回男に現金を手渡ししたりして、あわせて約4000万円をだましとられたそうです。

2021年11月8日には、小倉北区に住む高齢者固定電話に大丸の店員を名乗る男から不審な電話があったとして、防犯メールで注意喚起されています。

2021年7月にも小倉南区で偽電話詐欺が発生したとの報道がありました。

【北九州市小倉南区】気を付けてください。小倉南区の女性が偽電話被害に遭っています。

2020年、福岡県内で発生した偽電話詐欺等の被害額は約3億9千万円で、被害者は65歳以上の高齢者が約7割を占めるそうです。

詐欺の手口は年々悪質化、巧妙化しています。
「私は騙されない！」と思っていても、気づいたら騙されていたということも多くないようです。被害者の多くが高齢者です。被害を防止するためには、高齢者本人に注意を促すだけではなく、家族や周囲の方の協力も必要です！

偽電話詐欺被害を未然に防止するため、事前警告及び自動録音機能を有する固定電話機などが販売されています。北九州市では購入された方を対象に補助金の交付を行っているそうです。（※令和3年度（2021年度）の募集は終了しています。）

不審に思った場合やトラブルがあった時は1人で解決しようとせず、家族や友人、最寄りの警察署など相談しましょう。

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