【北九州市小倉南区】三谷地域に受け継がれる幻の郷土料理「とうふ汁」の「試食会」開催。地域の歴史と文化を未来へつなぐ取り組みが行われています。
小倉南区の三谷地域(旧東谷村・中谷村・西谷村)に古くから伝わる郷土料理「とうふ汁」をご存じでしょうか。

「とうふ汁」は、来客や祝い事の際に庭先で育てた親鶏をさばき、じっくり炊き出した出汁で大きな豆腐を煮込んで振る舞う、地域に根付いた伝統料理です。人々の暮らしや食文化を今に伝える、小倉南区ならではの一品として受け継がれてきました。

とうふ汁
北九州市小倉南区では、この「とうふ汁」を地域の大切な食文化として広く知ってもらおうと、2025年度から区を挙げたPRに取り組んでいます。

小倉南区役所
その取り組みの一環として、地域の食文化の魅力を発信し、新たなメニュー開発や地域活性化につなげていけたらと2026年6月25日に飲食店や生産者を対象とした試食会が小倉南生涯学習センターで開催されました。
とうふ汁の試食会に行ってきました。
会場には4地域のとうふ汁が勢揃い。

「とうふ汁」の主役は大きく切った豆腐。

深いコクのある親鶏の出汁に、大きな豆腐と親鶏、そして三谷の自然が育んだ旬のねぎが加わるのが特徴です。

だしも鶏がらスープだったり、昆布とカツオの一番だしだったり。

親鶏のサイズも大きかったり、そぎ切りにしたり、鶏のミンチにしたり。調味料もしょうゆという共通点はあるものの、少しずつ異なったり、各エリアでそれぞれの味です。

これまで出会ったことのない新鮮な味でもあるような、どこか懐かしさを感じるような、ほっとする味。それぞれのおいしさがぎゅっと込められていました。

とうふ汁についてお話しされる Masako Office 代表 牟田園満佐子さん
家庭によっては季節の山菜や根菜などを加えることもあり、それぞれの味が受け継がれています。古くから、来客や祝い事の際に振る舞われていたという、とうふ汁。

とうふ汁の作り手 西谷の皆さん
とうふ汁が伝えたいのは、1杯の料理、ということだけではありません。三谷地域の豊かな自然、歴史、文化、そして人々の営み。

将来的には北九州市を代表する郷土料理の一つとして、多くの人に親しまれる存在になって欲しいとこれからも「とうふ汁」の取り組みは続いていきます。
☆小倉南区役所総務企画課様、情報のご提供をありがとうございました。☆
- 住所
- 福岡県北九州市小倉南区若園5丁目1−5






