【北九州市】火災から約2ヶ月。がれきの撤去が始まり、本格的な復旧が始まった旦過市場へ行ってきました。
2022年4月19日未明、北九州市民の台所である「旦過市場」で大規模な火災が起こりました。1,600平方メートルもの範囲に渡り燃え広がり、約40店舗以上が焼損しました。
火災後の様子が気になり、2022年6月17日、旦過市場へ足を運んでみました。
筆者は魚町銀天街から旦過市場の方へ。魚町銀天街と旦過市場の間にある交差点で待っていた時、人通りも多く、いつもと変わらないように感じました。
交差点を横断してビックリ!
ゆめマート小倉店の反対側は天井まで防炎・防音シートが張られており、高さ2メートルの囲いが設置されていました。
被害が大きかったという新旦過市場の方へ行ってみました。
新旦過市場の入口に、地域の方々に大切にされている「正一位稲荷大明神」。被害を免れることができたようです。
しかし、その先にはここにお店があったの?と疑ってしまうような光景がありました。
何とも言えない光景。筆者、テレビのニュースなどで現場を見たものの、目のあたりにした光景に胸が締めけられそうになりました。
小文字通り沿いのお店も被害を受けており
全焼はしていなかったものの、壁などが真っ黒に燃えていたり、お店の窓が割れていたりして営業できないお店ばかりでした。
火災後、一日でも早く復興させようとクラウドファンディングや様々な会社や団体等から支援の輪が広がっています。
【北九州市】5月14日、旦過市場アーケード全面通行ができるようになりました。復興支援クラウドファンディング進行中。1000円から応援することができます。
メディアなどの情報によると、6月28日からがれきの撤去が始まったそうです。1,000トン以上のがれきを撤去するそうで、がれきの撤去にかかる費用は、地元の商業団体が行っていたクラウドファンディングで集めた資金を利用するそうです。
北九州市は、旦過市場再整備に関しては大幅な変更はないとの見解を示しているそうです。
今回の火災で被害に遭った店舗は、旦過市場の南側に移転したり、旦過市場を離れて別の場所に新しい店を構えたり、廃業を検討しているお店もあるそうです。
一歩足を踏み入れるとタイムスリップした気分になれる旦過市場。火災の爪痕は今も色濃く残っていますが、お客さんとお店の方が楽しくやりとりしている姿はいつもと変わりません。
旦過市場はこのあたり