【北九州市】見かけても採っては危ない。お盆前から降り続いた大雨で謎の白いキノコが大量発生している模様です。
福岡県内の至る所で、謎の白いキノコが大量発生している現象が起きています。
大雨で胞子が流れてきたのか毒キノコが生えてた?
そして何故かニラが芝生のようにびっしり生えてた? pic.twitter.com/7q7JCxMQsJ— まりんこฅ•ω•ฅ (@NNatsu2) August 20, 2021
SNSには公園や側道に『キノコが生えている!』との目撃された方の投稿がありました。
テレビなどの情報によると、謎の白いキノコは「オオシロカラカサタケ」というキノコだそうです。
実はこの「オオシロカラカサタケ」…猛毒を持つキノコなんです。
食べてしまうと、嘔吐・下痢・腹痛などをおこし危険です。また、触った手で目をこすったり、触った手を口にいれたりすると中毒症状が出る恐れがあります。
公園や側道などで白いキノコを見かけたら、絶対に触らない&採らないでください。
何故「オオシロカラカサタケ」が大量発生しているのか!?
実はお盆前から続いていた大雨の影響だそうです。
北九州市内の公園などの状況はどうなのか知りたくなり、筆者の家の近所にある公園に行ってみました。
公園やその周辺にはキノコが生えていませんでした。
近所の神社の方に行ってみると、
木の切り株にはオレンジ色のキノコが生えていました。
(「ヒイロタケ」かと思われます。)
桜の木にはビックリするくらい大きなキノコが生えていました!
キクラゲのように見えますね。(「アラゲキクラゲ」というキクラゲの近種のようです。)
折れた桜の木にもキノコが生えていました!
よく見てみると古いキノコのようですね…。
古いキノコは別のカビなどがいる可能性があり、とても危険だそうですよ。
専門家によるとキノコは名前が分からないものを入れて何万種類もあると言われているそうです。日本で採れるキノコのうち、食べられるキノコは約100種類。毒キノコは約200種類。食べられるかどうか分からないキノコが大半を占めているそうです。
一般財団法人 きのこセンターがプロデュースしている『きのこ百科』には、食べられるキノコや毒キノコの紹介をしています。
北九州市のHPでは毒キノコを採ったり食べないようにとの注意を呼びかけています。
公園や側道、ハイキングなどでキノコを見かけても触らないでください。毒キノコの可能性があるキノコは決して採らないでください。